こんなお悩みは?
- 座っている状態から立ち上がる時が痛い
- 歩き始めが痛い
- 階段を下りる時が特に痛い
- 膝をかばって歩く為、О脚気味になってきた
- 電気治療、整体、マッサージ等いろいろしてきたけど、楽になるのはその日だけ
- 膝の痛みの為、旅行や遊びに出かける頻度がめっきり減った
- コンドロイチンなどのサプリメントの効果はよくわからない
- 病院でのヒアルロン酸注射はいつまでやり続ければいいのか不安だ
- 膝に水がたまったので病院で抜いてもらったが、クセになってしまうか心配だ
- レントゲンやMRI検査で、膝の軟骨が変形しているからあきらめなさいと言われた
- 手術をすすめられたが、できれば手術をしたくない
- 日常はとりあえず痛み止めやシップ、サポーター等でごまかしている
- 痛い膝をかばっていたら、反対側の膝も痛くなってきた
- 健康の為にウォーキングなどをしたいが、膝が痛いからそれすらやる気にならない
一般的な膝の治療
膝の痛みで病院(整形外科)を受診した場合、治療法としては大きく分けて2つあります。
1つは手術を行わない「保存療法」とよばれるもの。もう1つは手術を行う「手術療法」とよばれるものです。
「保存療法」では、薬物の服用(痛み止めなど)や、薬物の注入(股関節に直接ヒアルロン酸を注入する)などがあります。
その他にも、装具療法(サポーターやコルセットを装着する)、温熱療法(血行を促進させる)、運動療法(膝周囲の筋力を強化させる)などがあります。
「手術療法」では、関節鏡視下手術(膝の中に小さいカメラを入れて関節内を観察し、必要に応じてささくれた軟骨部を切除する)などがあります。
その他にも、脛骨骨切り術(すねの骨の一部を斜めに切除し、膝の内側にかかる負担を減らす)、人工関節置換術(いわゆる「変形性膝関節症」になってしまった場合に、金属やプラスチックでできた人口の関節に取り換える)などがあります。
病院(整形外科)以外では、電気をかける、マッサージをする、ストレッチをする、リハビリ運動をする、などが膝の治療の主流です。
当院での膝の治療
膝の痛みを抱えている人のほとんどに、膝の可動域検査と触診を丁寧に行なうと、異常が認められます。簡単に言えば膝の関節が「ずれ」ているのです。
治療で重要なのは、当然ずれた膝の関節を「正しい位置に戻してあげる」ことです。なんともシンプルです。
又、膝のトラブルの原因は、膝以外であることも多く見受けられます。腰である場合や、股関節である場合、もしくは足首である場合。
しかしそうであっても、膝の痛みが出ている以上、膝関節の「ずれ」から目をそらしてはいけません。
- 下肢の「血行が悪い」から、「電気」をかけて血行をよくする
- 膝の周囲の「筋肉がかたい」から、「マッサージ」してやわらかくする
- 膝の周囲の「筋力が足りない」から、「筋トレ」をする
- 膝の関節が「不安定」だから、「サポーターやコルセット」でその場をしのぐ
- 「体重増加」によるものだから、「減量する」
これらの治療法を複合的に行なうことは、膝の治療にはもちろん大切です。
しかし、これだけでいいのでしょうか?
対症療法も時に必要ですが、膝の関節の状態がどうなっているのかを「正確に」把握してみることも必要だと考えます。
「加齢」によるものだから、「あきらめる」のはいけませんよ!